フコイダンの力知っていますか？

フコイダンとは

薬草と同じように海藻も古くから薬として使われてきました。
中国最古の薬に関する本にも海藻は取り上げられています。
日本では平安時代に書かれた医学書の中でも書かれています。
江戸時代には民間医療としてコンブは様々な薬効があるとして使われてきました。
海藻には多くの有用な成分が含まれますが、フコイダンもその一つです。
フコイダンは海藻のネバネバ成分の一つで、炭水化物の一種です。
海藻には緑藻、褐藻、紅藻の3種があり、中でも褐藻に分類される海藻にフコイダンは含まれます。
褐藻とはワカメ、昆布、モズクなどです。
これらの海藻類は他と比べてもネバネバしていることはご存知だと思います。

フコイダンは1913年にスウェーデンの科学者が発見され、その後様々な研究が行われました。
研究の結果、フコイダンはフコースという糖の一種が沢山結合していることがわかりました。
フコイダンは海水中で海藻の表面が傷ついた時など、そこから最近が入らないようにする、保護をする働きがあります。
フコイダンについて研究を進めると、血液凝固作用や抗腫瘍活性、高脂血清澄作用などがあることがわかり、さらに利用の範囲が広がっています。

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